僕が愛してやまない、エアこと車谷浩司の約2年振りにリリースされた8枚目のアルバム。エア以降では一番メロディアスであり、間違いなく彼の最高傑作であった前作『ワン』('03)<以前に書いたレビューはコチラ>のツアーと、そのファイナル公演を彼の活動では常にターニングポイントになる横浜アリーナで終え、何と活動休止を行う。
この活動休止が、遂に音楽活動から引退してしまうのではないかとか、スパイラル・ライフの再結成するんではないかなど色々噂を呼んだが、実際にはオーストラリアへの留学。まあ、事務所の台所事情もあったと思うが、活動休止期間にはアルバム未収録シングル満載のベスト盤発売もあり、その年末にはオーストラリアから呼び戻されツアーも行っていたので、あまり世間的には活動休止してたという感じには思われない。
今年に入っても、楽曲制作と初のアコースティック・ツアーを敢行。オーストラリアでの生活に影響を受けた成果が、@や先行シングルE「サンセット」<以前に書いたレビューはコチラ>もジャック・ジョンソンぽさも現れた爽やかなものだったし、今までの彼にない明るさも感じられ吹っ切れた感じがする。その次にリリースされたシングルA「ウィー・キャン・シング・ア・ソング」やブレイクビーツをマニピュレートしたDF、そしてタイトルだけでも興奮してしまう「イッツ・ア・ビューティフル・ディ」なBでは、何と以前在籍したスパイラル・ライフに回帰しているような意識しているような・・・気がしなくもない。
そして、全てを包み込むIではエア史上の名曲「ヘア・ドゥ」を越える美しさと儚さを持った新たなアンセム。彼の声の特性を生かした車谷浩司にしかできない楽曲。これを聴いて今日も嫌なことを全て忘れられます。
もう今更、エアに『マイ・ライフ・アズ・エア』('97)や『フライング・カラーズ』('01)時のヘヴィロックやハードコアパンクを求めてる人はいないと思うが。そういう人にはほど遠いアルバム。『マイ・ウェイ』('02)以降のメロディ重視の人には喜ばれるアルバムだと思います。今までの儚いメロディから一歩明るくなったというか。
Hはレナード・コーエンのカヴァー。
この活動休止が、遂に音楽活動から引退してしまうのではないかとか、スパイラル・ライフの再結成するんではないかなど色々噂を呼んだが、実際にはオーストラリアへの留学。まあ、事務所の台所事情もあったと思うが、活動休止期間にはアルバム未収録シングル満載のベスト盤発売もあり、その年末にはオーストラリアから呼び戻されツアーも行っていたので、あまり世間的には活動休止してたという感じには思われない。
今年に入っても、楽曲制作と初のアコースティック・ツアーを敢行。オーストラリアでの生活に影響を受けた成果が、@や先行シングルE「サンセット」<以前に書いたレビューはコチラ>もジャック・ジョンソンぽさも現れた爽やかなものだったし、今までの彼にない明るさも感じられ吹っ切れた感じがする。その次にリリースされたシングルA「ウィー・キャン・シング・ア・ソング」やブレイクビーツをマニピュレートしたDF、そしてタイトルだけでも興奮してしまう「イッツ・ア・ビューティフル・ディ」なBでは、何と以前在籍したスパイラル・ライフに回帰しているような意識しているような・・・気がしなくもない。
そして、全てを包み込むIではエア史上の名曲「ヘア・ドゥ」を越える美しさと儚さを持った新たなアンセム。彼の声の特性を生かした車谷浩司にしかできない楽曲。これを聴いて今日も嫌なことを全て忘れられます。
もう今更、エアに『マイ・ライフ・アズ・エア』('97)や『フライング・カラーズ』('01)時のヘヴィロックやハードコアパンクを求めてる人はいないと思うが。そういう人にはほど遠いアルバム。『マイ・ウェイ』('02)以降のメロディ重視の人には喜ばれるアルバムだと思います。今までの儚いメロディから一歩明るくなったというか。
Hはレナード・コーエンのカヴァー。
2005/11/25